朝起きると妙に肩が凝っている、腰に疲れが溜まっている、なんてことありません?

最近ベッドを買い替えたんですが、以来、寝起きに腰が痛くて困っていて。

買い物に失敗したと落胆していたんですが、フと思い付きで枕を変えてみたところ、嘘のように改善しました。

原因はベッドと枕の相性だったんです。

考えてみれば当たり前のことなんですが、なぜ今までそこに頭がまわらなかったのか……。

というわけで、今回は最低限知っておきたいベッドと枕の相性の話。それを踏まえて、ベッドや枕選びで最低限は知っておきたい知識を紹介しようと思います。

寝起きの腰の疲れや痛みを解消するとともに、自分に合った寝具を探すヒントになれば幸いです。

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寝起きの肩こりと腰痛の改善暦

肩こりの悩み

仕事柄デスクワークが多いのもあってか、以前から寝起きの肩こりに悩まされていました。

しばらくして血が巡ってくると楽になってくるんですが、寝て疲れが取れてないのも辛いものです。

お医者にかかってみたところ「枕を変えてみてはどうか」とのこと。そこで、しっかりと肩と首を支えてくれるおNEWの枕を探すことに。

探すに当たってネットで色々調べてみると、「自分が気持ちよく寝れると感じる枕を探せ」という話が多かったので、言葉通りに新しい枕を購入しました。

これが功を奏し、寝起きの肩こりは嘘の様に改善されました。当時は、寝具でこんなに変わるとは思っていなかったので驚きました。

腰痛、始まる

それが、最近引越しをしまして、ベッドを買い換えたんです。思い切って、ちょっと柔らかめの良いベッドに。

今までは安くてヘタったボンネルコイルの硬いマットレスを長年使っていたんですが、ふんわりとした包み込まれる様な寝心地に憧れて、今回はポケットコイルマットレスをチョイス。

硬いベッドにしか寝たことがなかったもので、届いた日の夜は、とても幸せな気持ちで眠りにつきました。

しかし……

朝起きてみると謎の腰痛が。

痛み……というよりは、なんだか腰がすごく疲れていて、そのだるさに一日中つきまとわれていました。

朝と夜のストレッチとか、食生活の見直しとか、色々と言われていることを試してみましたがなかなか改善は見られず。

腰の疲れの原因は……

そのうち、寝起きでなくとも、ベッドに横になっただけで鈍い痛みにあえぐようになってきて……。

どうやら寝る時に腰が沈み込みすぎているようでした。よく見る背骨のアレでいうとこんな感じです。

ベッド 背骨

こんなに足ピーン!ってなってませんが……(^^;

最初は、「ポケットコイルは失敗だったか」と落胆しました。

枕を低くして改善!

あまりに腰が痛いので、腰の辺りにバスタオルを敷いて高さを調節してやると、少し痛みが和らぐんです。

その代わりに肩の辺りに体重が来る感じがして、フと思いつきました。

「ひょっとして枕が高いのかも……。」

つまり、こういうことです。

ベッド 背骨

「足上げ腹筋かな?」ってぐらい足あがってますが、許してください……。

硬いベッドに合わせて買った枕が頭をしっかり持ち上げている分、柔らかいベッドでは余計に腰に負担がかかっているのでは、と。

そこで、枕をかなり低めにして寝てみたところ、腰の痛みがすっかりなくなってしまいました

「体に合う」だけではダメだった

高い買い物だっただけにかなり落胆していたので、ホッと胸をなでおろすような気持ちでした。

肩こりに悩んだ時に、硬いベッドに合わせて高さを調節した枕が、柔らかいベッドには合っていなかった、ということだったんですね。

硬めのベッドだと、枕で調整しないと腰が浮いて寝苦しいのですが、柔らかいベッドにはどうも逆効果だったようです。

マットレスと体の相性はあちらこちらで言及されていますが、まさかベッドと枕に相性があるとは思わず。

勝手に世紀の大発見をしたような気分でいましたが、よくよく考えてもみれば当たり前のことなんですけどね(^^;

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ベッドと枕の相性の実験

そこで、硬いベッドと柔らかいベッドで、それぞれ枕の高さとの相性を実験してみました。

  • 硬いベッドに高い枕
  • マットレスが体重に対して硬すぎ、腰が浮く感じがするので枕を高くして調整。寝起きに疲れが溜まった様子はありませんでした

  • 硬いベッドに低い枕
  • 枕を高くして調整しないとどうしても腰が浮いてしまい、なかなか寝付けませんでした。寝返りも多く、寝起きには肩と首が凝った感じが残りました

  • 柔らかいベッドに高い枕
  • 健康な状態では気になるほどではありませんが、腰がどうしても沈んでしまいます。圧迫されて血流が悪くなるのか、寝起きはひどく腰に疲れが溜まってしまいました

  • 柔らかいベッドに低い枕
  • 全体的に体重のバランスが取れて快眠でした。寝起きに疲れが溜まった様子もなく、爽快。寝入りも寝起きも快適で、私にはこの組み合わせがよく合っているようです。

相性表

文章にするとちょっとわかりにくいので、表にまとめてみました。

体が沈み込む様な柔らかいベッドに、高くて硬い枕を使っていると腰が余計に沈み込みます。そうして腰に負担がかかり、起きたら痛みが……

逆に、硬いベッドに柔らかく低い枕を使うと、首が支えきれず肩と首に疲れが溜まっているようです

ベッド
枕\
硬い 柔らかい
高い
  • 体重のバランスは良い
  • 疲れは溜まらない
  • 寝返りが多い
  • 腰が沈む
  • 腰に疲れが溜まる
  • 寝返りは少ない
低い
  • 腰が浮く
  • 肩と首が凝った
  • 寝返りが多い
  • 体重のバランスは良い
  • 寝起きに疲れなし
  • 寝返りは少ない

ベッドと枕の選びの最適な手順

ベッドと枕、今まではそれぞれ個別に“体に合うかどうか”を考えていましたが、ベッドの柔らかさと枕の高さのバランスは思ったよりも重要だと考え直させられました。

体に合うかどうかも重要ですが、「体に合うベッド」と「体に合う枕」を使っていても、必ずしも両者のバランスが良いとは限らないということです。

つまり、最高の寝心地を求めるには、まず両方の相性から考えるのが最善だと言えるでしょう。

そこに至って最適な手順は、“ベッドを買う⇒バスタオルなどで頭の高さを調節しつつ何日か寝てみる⇒枕を買う”です。

ベッドの選び方

自分に合ったベッドを探すには、実際に寝てみるのが一番!とよく言われますが、お店に通って寝転がってみるだけでは情報不足です。

本当に自分に合っているかどうかは、一晩寝てみなければ分かりません

とは言っても、実際に一晩寝るわけにもいきませんし、ある程度の目安で考えるしかありません。

良いベッドを選ぶには最低限の基礎知識は必要です。

「スプリングについて」

スプリングの話になると、ポケットコイルが何個スプリング使ってて、コイルの針金の太さの線径は何mmとか、並行配列とか交互配列とか……、細かいとこまで掘り返すと本当にキリがないです。

最低限、主流となっているスプリングの特徴だけは押さえておきましょう。

一般的にスマートで体重が軽い場合は柔らかめのベッド、体格が良く体重が重たい場合はハードなタイプのベッドが良いと言われています。

ポケットコイル
  • 体重を乗せた部分だけが沈む
  • 寝心地は柔らかめ
  • 比較的寝返りが打ちづらい
  • 体重が軽い人向け
  • 少し高価
  • 寝返りが響かないので2人で寝ても快眠
ボンネルコイル
  • 体重を乗せると全体的に沈む
  • 寝心地は硬め
  • 比較的寝返りが打ちやすい
  • 体重が重い人向け
  • 割と安価
  • 寝返りが響くので2人で寝るには向かない

お店に実際に寝てみに行く時も最低限これだけを知っておくと、漠然と“寝た感じ”を探るよりもしっかりとした基準になると思います。

「サイズ感について」

サイズについては、やはりセミダブルか、ダブルかで悩む人が多いと思います。クイーンサイズ以上はお値段も張りますし、一般的な賃貸のドアからは入らないので(= =;)

2人で寝るならダブルがオススメ。「大は小を兼ねる」は本当です

というわけで、一応ダブルをオススメしていますが、私たちの場合はセミダブルで十分でした。

2人ともそれほど体格が良くないのもありますが、柔らかめのマットレスを選んだので、2人ともそんなに寝返りを打ちません。なので、ダブル程大きなスペースは必要ありませんでした。

寝室もそんなに広くはありませんし、今のところ不満はありません。

硬めのマットレスを選んでいたら、ひょっとしたらダブルが良かったと思っていたかも。

特にダブルをオススメするのは、次のケースです。

  • 体格が良い(170~180㎝程度)
  • 硬めのマットレスが好み(寝返りが打ちやすいため)
  • ボンネルコイル(寝返りが隣で寝ている人に響きやすい)

「使い心地について」

寝心地はもちろん大切ですが、実際に生活していると「使い心地」も大切な要素だと思います。

使い心地?というと妙な表現ですが……。

例えば、ベッドに寝ながらテレビを見たり、ゴロゴロしながら漫画を読んだりは、硬いベッドの方がし易いです。

柔らかいベッドは大なり小なり沈み込み寝返りが打ちにくく、低い枕と相性が良いのもあって、ベッドの上で本を読んだりは辛いと感じました。

クッションを用意して腰から座るならその限りではありませんが、座るならしっかり座らないと変な角度で腰に負担がかかるので、だんだん痛くなってきます。

当然、一番に考えるべきなのは寝心地ですが、枕での調整も可能なので、ライフスタイルを考慮して硬さを選ぶのもアリだと思います。

枕の選び方

枕は、実際にバスタオルなどを重ねて寝てみて、自分とベッドに合った高さを探ってから買うのが良いでしょう。

一瞬だけ寝っ転がってみて合っているように感じても、一晩寝てみると実は体に負担がかかっていた、ということも良くあるので、何日か様子を見て調節する方が失敗がないと思います。

引っ越しなどで寝具を改めて揃える時は、同時に全部揃えるのではなく、“ベッドを買う⇒バスタオルなどで高さを調節しつつ何日か寝てみる⇒枕を買う”の手順で探すことをおススメします。

高すぎるのか、それとも低すぎるのか、寝方を基準にある程度は判断が出来るので、簡単なものではありますが、下記の表を参考にしてみてください。

低すぎ
  • 起きたらうつ伏せになっている
  • 無意識に枕の下に手を入れている
  • 目が冷めた時に腕がしびれている
高すぎ
  • 枕から頭が落ちている
  • 起きたら枕がズレている
  • 横向きの方が寝やすい

あとがき

ベッド選びはやはり個人差がモノを言う世界なので、ここで紹介したことは絶対とは言い切れません。

ですが、寝具選びで一番大切なのは寝た時の心地よりも起きた時の体の調子。これだけは確かです。

知らず知らずのうちに体にジワジワと負担がかかり、重大な疾患を引き起こすことも十分にあり得ます。

食事や運動不足などの生活習慣を改善するのも大切です。大切なことですが、寝起きの不調に悩んだらまずは枕の高さを疑ってみてください。

それまでの悩みが嘘のように解決することもあります。

ここに書いたことが、あなたの快眠の一助になれば幸いです。