マントを手作りしよう!と思った時の最初の壁が生地選び。

裁縫に慣れているならまだしも、ハロウィンの時しか仮装しないと言う人も多いはず。

生地の種類のなんて無限にありすぎて、どの生地を使っていいのかわからない……。

今回はそんな悩みを解決するために、ハロウィンの仮装でマントによく使われる生地とその特徴を調べてまとめてみました。

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1.生地選び

ポリエステルギャバ

ポリエステル

人類の英知である合成繊維の代表格、ポリエステル様です。シャツやブラウスなどでよく見る定番生地。

シワになりにくく、洗濯しても縮み難くて耐久性もそこそこ。薄く縫いやすいので、コスプレなどでは重宝されているようです。

軽くて薄っぺらいのでかなりヒラヒラしますが、それを良しとするかどうかは作る人次第。薄い色は光の加減で透けたりします。

生地の厚さはお店によってまちまちで、厚いほど高価になっていきます。

ポリエステルツイル

ポリエステルツイル

同じポリエステルですが、折り方の違いで生地の性質が違います。ギャバに比べてやや厚めで、目が詰まったしっかり感があります。

ギャバよりもしっかりした印象を持たせたい時にはツイルが良く使われています。ツヤの感じはスーツのイメージに近い感じ。

綿

綿 コットン

ツヤのない普通の生地。肌触りが良くて通気性と吸水性に優れ、下着やタオルなどで誰もがお世話になってい生地です。

シワになり易くて吸水性が高く、洗濯すると縮むので綿100%の物はマントには向いていないかも。TCブロード(ポリエステル混紡平織り)などの厚めの生地であればまだ使えそうか。

高級感のいらない仮装で、むしろくたびれた感じが欲しい時はおすすめ。

フリース

フリース

扱いも簡単で、軽くて安価なフリース素材。高級感とは無縁ですが、柔らかい肌触りが見た目にも可愛らしく、ケープなどにはよく使われています。

可愛い系の魔女やお子さんのマントを作るには手頃なチョイスだと思います。

フェルト

フェルト

どれだけ乱暴に切りっぱなしても全くほつれないしっかりとした生地ですが、しっかりとしすぎてドレープが出にくいのが難点。折り目も付きやすく、吸水性が抜群の性質がマントにはあまり向いていません。

が、裏処理が必要ない加工の楽さが手伝って、使う面積の少ない小さなお子さん向けの仮想マントにはよく使われています。

サテン

サテン

テカテカしたつやが特徴的。光沢もドレープラインも綺麗に出るので、マントには定番の生地ですね。

安価なポリエステルサテンから、落ち着いた高級感のあるウエディングサテンなど種類も豊富。お値段もピンキリなので、お財布具合と相談しやすいのも○。

安く済ませたいけどテカったのが苦手という場合は、ポリエステルサテンの裏地を使うと落ち着いたツヤを安価に表現できます。

市販の安いドラキュラマントなどでよく見かけます。

ウール

ウール

肉厚の生地がリッチな高級感を漂わせるウール。コートなどによく使われる素材で、貴族というよりも紳士。

最初は硬くてごわつきますが、使い込むうちに肌に馴染んでくるので愛着が持てます。

ハロウィン仮装の1回きりで使うにしては、少しもったいないかも……。

ベロア

ベロア

ラグジュアリーな重厚な高級感が特徴的。

ドラキュラやセクシー系の魔女など、ちょっと高貴な雰囲気を求める仮装にはもってこいの定番素材です。

毛の流れによって色の見え方が変わってくる起毛素材なので、見え方にこだわると裁断の方向を限定してしまい、布を効率よく使えないのが難点か。

クラッシュベロア

クラッシュベロア

一方方向に毛足を揃えているベロアにクラッシュ加工を施すことで、あえて毛足を乱れさせたのがクラッシュベロア。

そのため表面の色の濃淡がはっきりと表れ、ベロアよりも若干ギラついた光沢があります。ベロアが落ち着きすぎると思う時は一考の余地あり。

ベルベット

ベルベット

見た目はベロアとほとんど違いませんが、同じ起毛素材であるベロアに比べてこちらは伸縮性がありません。

扱いが難しく、綺麗に仕上げるにはコツと技術が必要です。かなり高価。

ハイミロン

ハイミロン

家の洗濯機で洗えるし切りっぱなしでも解れないし、カールしないし、ドレープが綺麗な優秀なヤツです。でもやっぱりそれなりに高価。

身近なところでは暗幕に使われてたりします。

まとめ

以上、マントによく使われる生地のまとめでした。

そもそも生地というのは、何を何%使っているとか、織り方によって名前も性質も随分と様変わりするものです。

果ては扱っているお店によって肌触りや扱いやすさが違ったりすることも少なくありません。その意味では、生地の種類は無限にあるといっても過言ではないかもしれません。

その上、一般的に使われている呼び方は織り方であったり素材であったりと統一性がないので、生地のことを深く勉強しようとすることは、広大な樹海に迷い込むことのようにも思えます。

しかし、目の前に見える木々のことだけでも、でも知ると知らないとでは仮装のコストパフォーマンスも面白さも全然違ってくるので、ぜひこの記事を参考に準備の段階から楽しいハロウィンを過ごして頂ければ嬉しいです。