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【正しさと思いやり】コミュニケーションを阻害する思考の癖

更新日:

先日とある友人の家に遊びに行った際に、彼は「俺は最近人生に疲れたよ・・・」なんてことをポロっと言ってたんですね。

あんまりネガティブな話は好きじゃないのもあって、私は「人生に疲れてない人がどれだけいるかねー」と皮肉った切り返しをしてしまいました。近しい人がそんな厭世的な台詞を口にするのが、なんだか悔しかったんです。

そんな私に、彼は「その台詞は俺に対して思いやりがなさすぎるだろー」と笑いながら言っていました。それを聞いて、ハッとしました。確かに正しいのかも知れないけれど、思いやりに欠けていたなーと猛省です。

そこで今回は思いやりと正しさ、コミュニケーションにかかわる思考の癖について、いろいろと考えてみました。

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一回受け止める

どんなに正しいことを突き付けられても、正しさは時に耳に痛いです。

自分の気持ちとギャップがあればあるほど反発してしまいますし、なかなか聞き入れられないものです。自分にもそんな経験がたくさんあったのに、いざ言われる側に立つと相手を思いやれなかったりするものですね。自分の気持ちを一回受け止めてもらって、それからなら驚くほど素直に聞けたりするのに。

一回受け止めるっていうワンクッションが大切。色んな書籍で言われていることですが、実際にその場に立ち会うとポロっと頭からこぼれ落ちてるんですねーこれが。

何も難しいことはないんですよね。今回だったら「そうかぁ疲れちゃったかぁ」と相手の言っていることを“聞いたよ”っていうアピールをするだけで、驚くほどスムーズにやり取りができる。

そういうコミュニケーションのプロセスを無視して、「そんな悲しいことを言わないで欲しい」という自分の気持ちを押し付けてしまった結果、「思いやりがなさすぎるだろー」ということになってしまいました。

人によっては「こいつに話しても無駄だな」とかひょっとしたら「意識高い系wwwww」とか思われて、距離を置かれていたかもしれません。

私が「思いやりがなさ過ぎるだろー」という台詞を素直に聞けたのも、彼が私の台詞を「こういう風に受け取った」と素直に表現してくれたおかげです。

そこまで考えて話していたわけではないでしょうけれども、自分のしんどさをとりあえず脇に置いて、はたまた共感を得られなかった悲しみを表現しつつ、トゲのない笑い話にしてしまう。これはセンスだなぁと感心してしまいました。

コミュニケーションと思考の癖

最近、コミュニケーションに悩む人は本当に多いですね。かくいう私もその一人です。コミュニケーションなんて「自分はこう思った」ということを素直に伝え合うだけなのに、どうしてこう上手くいかないものでしょう。

「嫌われてしまうかもしれない」「怒らせてしまうかもしれない」そう考えて物怖じしてしまう人。自分が正しいことを言っているはずなのに受け入れられない人。人前に出るとアガってしまい、上手く舌が回らなくなる人。普通に生活をしていると、たくさんの悩みが聞こえてきます。

気心の知れた人同士ならいざ知らず、知らない人を目の前にするとこの手の悩みは本当に尽きませんね。私は、こういった悩みには「思考の癖」が深く影響しているんだろうと思います。

それはもう条件反射の如く、すばやく思考が対応を決めて判断を下してしまう。なので、本を読んでも、場数を踏んでも、なかなかコミュニケーションの悩みが上手く解決しません。

私の場合は、「人生に疲れてない人がどれだけいるかねー」なんて、間違いを指摘しながら遠まわしに皮肉るような反射が癖になっています。自分で書いていて悲しくなってきました・・・。これでもずいぶんとマシにはなったんですけどね。

子供の頃は、それはもう嫌味な子供だったと思います(笑)

でももう癖ですから、相手を傷つけてやろうとか、そういう悪意があるわけではありません。冷静に考えると、本心から相手を傷つけたり、怒らせたりしたい人って居ないんじゃないかなーと思います。そういう表現が癖になっているというだけの話で。

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なぜ癖になるのか

では、どうしてこういった思考の癖がついてしまうのかというと、それは親の影響が非常に大きいと思われます。

「子供は親にされたように世間に接する」というのは加藤諦三著の「アメリカインディアンの教え」という本にある言葉(だった気がします)。最初から最後まで全てが味わいのある言葉で綴られている本です。特に子供がいる人にはぜひ手に取ってもらいたい一冊です。

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私の場合

私の父は「常識」という言葉を振りかざし、自分の正しさを子供に押し付ける人でした。「なぜ?」という疑問に答えてくれたことは一度もなかったように思います。

「考えたら分かるだろう」「常識だろう」というのが彼の口癖のようなものでした。自分の物差し以外のものはあの手この手で扱下ろすような、そんな印象を持っています。

実際にそういう人物であるかどうかはさて置いて、私の父親像はそんな感じ。なので、“父親の正しさ”に従属する子供時代を過ごしています。

しかし、思春期に差し掛かった私は、父親の振りかざす“正しさ”とは一体何なんだろう?という疑問を抱き始めます。そして、自分の中に父親のものとは違う“自分の正しさ”を発見するのでした。

たくさんの本を読んで、経験をして、“自分の正しさ”を身につけた私は、父親と同じように他の人にそれを押し付ける癖を持っていました。

ある人に「あなたと話していると自分はとても駄目な人間のように思えてくる」と言われたのが、私にとっては苦い思い出です。ともあれ私の場合は、こうして「思考の癖」が出来上がっていきました。

親の影響は大きいですが、もちろんそれだけではありません。我々は常日頃から多くの人やもの、言葉に影響されて生きています。怒られてばかりだった人は怒りっぽくなるし、妬みを受けて育った人はいつも悪いことをしている気持ちで過ごします。

きっと思い返してみれば、それぞれに「思考の癖」が見つかると思います。しかしそれは正しさや理性ではどうにもなりません。いくら間違っているからと言って、それが分かったからどうなるという類のものではないんです。

ではどうする

では一体どうすれば解決するのか。それこそたくさんの書籍でその方法が解説されているので、敢えてここで詳しくお話するのは割けますが、数ある書籍の中から私が強くお勧めするのは中村天風著の『成功の実現』です。この本に出会ってから、随分と人生が楽に、楽しくなりました。

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嘘か本当か、面白いかどうか、あれこれ考えるよりもまず手にとって読んでみて欲しい本ですが、何せお値段が張る本です・・・。全3冊のシリーズになっていて、1冊1万円ぐらい。全部そろえたら3万円。

私は全冊買って読みました。決して安くはない出費でしたが、買って良かったと思っています。ちなみに、三冊とも誰かに貸したっきり行方不明になっています(笑)

人生に悩みすぎて何も希望が持てない人にこそ、ぜひ読んで欲しい一冊。

一体どんなことが書いてあるのか?については、“中村天風”でググったら色々と情報が出てくると思うので、そちらを参考にして頂いて・・・。だってそれを書き出すと尺が!尺が倍ぐらいになっちゃうから・・・!

ここまでつらつら書き綴って、解決方法は人の本に丸投げというなんとも良い加減な締め方ですいません・・・。機会があれば自分でもしっかり紹介してみようと思います。

それでは、今回はこの辺で。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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