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ドナルド・トランプはなぜ大統領になれたのか?支持される理由と世界の動き

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これまで、このサイトでもトランプ氏の話をツラツラと書いてきました。

書く以上は我関せずの第三者ではなくて、この辺で自分の立場をハッキリさせとかないといけないと思い、この記事を書いています。

僕はトランプ氏を支持しています。

前代未聞の嫌われ者と言われながら、あれだけ大規模なデモが起こっているにもかかわらず、なぜトランプ氏は大統領になれたのか?支持している人はなぜ彼を支持するのか?疑問に思っている人も多いのではないでしょうか。

この記事の中で、そういった疑問に答えられればいいなと思います。

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1.適正なグローバル化

アメリカ・ファーストを掲げ、自国の経済を最優先とするトランプ氏のやり方は「グローバル化の波に逆らっている」と評価されることがあります。

僕はこれには疑問を感じていて、何でもかんでも推進すれば良いってもんじゃないと思っています。変化は痛みを伴いますし、揺り返しが必ず来ます。

おそらくグローバル化の波はもう止められないでしょう。しかし、これまでのやり方で進めていくと、必ず大きな歪が生まれます。

アメリカのTPP脱退による日本への影響を解説した祭、「アメリカはジャイアンみたいなもの」と言いしました。TPPを含めたこれまでのグローバル化の波は、欧米が主導となった、いわば先進国主導のものでした。

「みんなジャイアンについて行け」っていうのが、これまでのグローバル化の流れだったわけです。

アメリカ側も、「みんな俺についてこい!」っていうスタンスでやってきました。アメリカは「世界の警察」を掲げて経済力・軍事力を背景に、リベラルの名のもとに世界各地の紛争に介入してきました。

しかし、欧米の経済成長は止まり、相対的に力がどんどん低下しています。なので、とりあえず一旦降りてでも力を溜めないと、アメリカだけにブレーキがかかってグローバル化の波に置いて行かれる。

欧米のケツにしがみついてきた他の国が、何の苦労もなく抜き去っていくっていうことも起こり得ます。そうなると、アメリカとしてはたまったものじゃありません。

そうした背景から、「アメリカはジャイアン役はもうやれない」というのがトランプ氏の発言の根底にある認識です。世界の警察をやれるほど、アメリカはもう偉大ではないんです。

その流れで出てきたのが「メキシコに壁を作って、その費用はメキシコに払わせる」という移民政策です。

移民はそもそも、経済が豊かで労働力が不足していないと物理的に受け入れられない。しかし、今のアメリカにはどちらもありません。「人種差別主義者」って言われたって、無理なものは無理なんです。お隣の人を食べさせてあげる余裕は、今のアメリカにはないんです。

だから、トランプ氏は「お前ら分かってんのか?」という意味で過激な発言を繰り返しているんだと思います。「自分たちの生活だって苦しいのに、お隣のご飯の世話をするのか?」と。

2.共感力

というようなことを、トランプ氏は何も自分の思想を押し付けてしゃべっているわけじゃありません。

元々そういう能力に優れているのか、徹底的に調査をしたのか、トランプ氏は民衆が潜在的に思っていることを代弁しているだけです。

トランプ氏の過激な発言は、まさに未来のアメリカ人の声です。

資本主義は、結局のところπの奪い合い、限られた席の奪い合いです。でももうその席は満員で、空きなんてないんですよ。

今は良いですよ。まだ大丈夫。でも生活が脅かされれば、綺麗ごとなんて言ってられない。絶対みんなこう言うんです。「お前が不法に入国して座っているその席は、アメリカ人のものだぞ」って。「メキシコはレイプ魔だ」って言うんです。

みんながなんとなく思ってたけど、はっきりとは意識できなかったことをズバズバ言う。それが気に入らない人もいます。見ないふりをしてきた真実を突き付けられるのは誰だって恐ろしい。

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3.分かりやすい

みんなが見て見ぬふりをしてきたアメリカの現状、そうした状況から脱却するために“世界を引っ張っていくリベラルなアメリカ”から、“自国のことをまず考えてやらなきゃいけないことがある”っていう話が、非常に分かりやすいです。語弊を承知で敢えて言うと、バカでも分かる。

それが「アメリカ・ファースト」です。

SNSやネットによって、ピンポイントの情報に全世界の人が簡単にアクセスできるようになった今の時代、「分かりやすさ」は非常に重要です。議題を分かりやすく提供することで、幅広い人がネットを使って建設的な議論が出来る。

一方、日本はどういう方向に舵を取っているのか、世界でどういう立場に立とうとしているのか、ハッキリ答えられる人は少ないと思います。

考えようにも考える基盤がないので、不躾な陰謀論とか、誰が責任を取るだとか、そういう話ばかりが議論されています。

トランプ氏は、決して差別を扇動しているわけではないですし、人間性に問題があるわけでもありません。

トランプ氏の過激な発言は「綺麗ごと言ってないで、そろそろ真面目に現実的な議論をしよう」っていう話を分からせる、聞かせる、考えさせるための、極めてロジカルな戦略と言えます。

まとめ

というわけで、僕はトランプ大統領を支持しています。

安倍総理はグローバル・ガバナンスの重要性を説き、アメリカを中心としたTPPを進めてきました。

しかし、トランプ氏が大統領になった以上、アメリカの尻馬を争っていては国際社会に席がなくなります。アメリカはその席は用意しないと言っているんですから。

早いうちに、アメリカ追従の姿勢はなくなるでしょう。トランプ大統領の影響化で、日本も変わらざるを得ない。これからアメリカの影響力が弱くなっていきますから、日本を取り巻く各国との交渉も、少しはやり易くなるんじゃないでしょうか。

先日、安倍総理が韓国との慰安婦問題に「超強硬」な対応をしたことも、トランプ新大統領誕生の影響が少なからずあるのではないかと思っています。

世界全体が色が野放図に混ざり合うグローバル化の時代は終わります。これからは国際社会の中でも自国の個性や美学をしっかりと打ち出した、自立したローカルな視点を持つことが求められるのではないでしょうか。

トランプ氏が大統領になったことで、そうした世界の情勢や、今まで綺麗ごとで隠してきたところが無視できなくなってきました。2017年は世界にとって新しい時代の幕開けになると思います。

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