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騙されるな!通販の定期購入についている返金保証の3つの罠

雑記

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通販サイトの定期購入についている「全額返金保証」。実はほとんどの人が利用できずに苦虫を嚙んでいるって知ってました?

通販サイトが提示している返金保証の仕組みには、「保証を受けるための条件が厳しい」「そもそも条件を知らされない」「心理的に使いにくい」の3つの罠があるんです。これを知っていないと、せっかくの返金保証がなんの意味もなくなってしまいます。

もちろん、買った商品が満足のいくもので、使わずに済めばそれがベストなんですけどね。万が一ということもあるので、知識として仕入れておくと余計な損をせずに済むと思います。

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通販の返金保証の基本

「全額返金保証だなんて良心的!!」という話をたまに見かけたりしますが、これはとんでもない誤解です。

保証の本当の存在意義は「消費者の脳内のリスクの排除」。こんな高いものを買ってもし効果がなかったら……という気持ちに、効果的な保証をぶつけて相殺するためにあります。

全ては買ってもらうため。売り手は、商品に満足できなかった人を救済するために保証をつけているわけではありません。

ですので、保証を受けるための条件って、実はかなりめんどくさくて厳しいんですよ。

罠その1.条件が厳しい

セールスページには「全額返金保証付き!!」とでっかい文字で書いてあっても、どうすれば返金してもらえるのかは書いてなかったりします。商品によって違いがありますが、条件等はだいたい一緒で、大まかには3つです。

  • 商品の代金を支払っていること
  • 商品の空箱と納品書を返送すること
  • 申請ができる期間は3回目の商品が届いてから、4回目の商品の発送されるおよそ10日前までの期間

ひとつずつ順番に見ていきましょう。

商品の代金を支払っていること

通販の定期購入は、単品よりも一個当たりの値段が安くなる代わりに、ほとんどの商品に「3回の継続」という条件がついています。この3回分の商品の代金をすべて支払っていないと返金保証は受けられません。

商品の空箱と納品書を返送すること

これが結構な罠なんですよね。返金保証を使いたいけど、空箱と納品書を捨ててしまっていて返金保証を受けられないというパターンは口コミでもよく聞きます。

申請ができる期間

3回の継続が条件の商品の場合は、「返金保証の申請は3回目の商品が届いてから4回目の商品が発送される〇日前まで」と決めている会社が多いです。つまりどういうことかというと
返金を受け付けてもらえる期間
90日間全額返金保証付き!と書いてあったら、90日間いつでも返金を保証してもらえそうな感じがしますが、実際はそんなことはありません。いつでも受け付けてもらえるというケースは結構レア。

大まかにはこの3つですが、実際は商品によってより細かい取り決めがたくさんあります。ですので、購入する商品ごとにしっかりと確認する必要があります。

罠その2・保証の条件を知らされていない

「全額返金保証制度がある」ということが大々的に書いてありますが、こうした厳しい条件があるということはなかなか教えてくれません。販売ページを隅から隅まで読めば小さな字で書いてあるんですけどね……。

そもそも厳しいかどうかも完全に主観なので、セールスページに敢えて敢えて「条件が厳しい」なんて書かないですよね。

僕はかなり厳しいと思うんですけど。あんまりゆるくしてしまうと転売されたり不正に申請されたりする恐れがあるので、ある程度は厳しくせざるを得ないですから。

でも「返金保証を受けるには厳しい条件をクリアする必要があります」とはどこにも書いてありません。

それもそのはずで、売る側にとって重要なのは「買う側の頭の中にあるリスクを排除すること」であって、「商品に満足できなかった人を救済するため」ではありませんから、条件等の大事なことはページの隅っこに小さ~な文字で書いてあったりします。

かと言って、別に消費者を騙している!っていうワケではないんですよ。お客さんが反応をする言葉や仕組みを研究して、セオリーに則って商売をしていると自然とこうなってしまうんです。

この時、消費者はセールスページのいろいろな謳い文句に目をキラキラさせていますから、返金保証のことなんか「自分に合わなくてもお金を返してもらえるんだ。安心だな。」程度にしか考えていません。

そんな心理状態で保証の細かい条件をチェックするかというと……う~ん……。

罠その3・心理的な壁が高い

ところが、条件を満たしいてもほとんどの人が返金保証を使いません。商品に満足していなくてもです。副作用や効果がでなくて苦い思いをした人でも、返金保証を使う人は稀です。

ほとんどの人が厳しい条件にふるい落とされるんですが、ここからさらに心理的な足枷が加わって、返金保証制度がもっとめんどくさいことになっていきます。

1.90%の人は返金することなんか考えていない

ほとんどの人は、商品を買う時にまさか返金することなるなんて絶対に考えていません。頭の中は悩みを解決することでいっぱい。

効果がないものを買ってしまって、3ヵ月後には面倒くさい保証手続きをしているかも知れないなんて1ミクロンも考えていないと思います。ですので、返金保証の手続きについて詳しい内容を把握してポチッてる人はかなり少数派。

「全額返金保証付き!!」という気持ちのいい言葉に中てられて

「ここでお金を払って失敗しても損をしない」という気持ちにさせられるばかりで

「かなり面倒くさい条件を整えないと申請すらできない」ということは露知らず

保証期間を過ぎてしまったり、果ては返金保証制度があったことなんて忘れてしまっているというケースも……。

2.その時になったら100%めんどくさくなってる

例えば、全額返金保証付きの10,000円の商品を購入したとします。返金保証を使ったとして送料・返送料・振込手数料など、色々込み込みで9,000円が返ってくるとして、いざ手続きをしようと思っても絶対にめんどくさくなっています。

100%めんどくさいです。かなり腰が重いです。

返金保証を使いたいと電話で連絡して、保証の申請書を送ってもらって、注意事項を確認しながら申請書に漏れなく記入して、空のパッケージを梱包して返送して、受理されてからお金が返ってくるのは一月後。

買った商品は効果がなかった、もしくは壊れていたか、副作用が出たということになりますし、お金だって全額が戻ってくるわけではありません。それだけ手間をかけても、結局は損していることには変わりないんですよね。

かと言って返金保証を使わなければ9,000円は返ってこないでの、いわば9,000円をもらえるのと同じこと。けれども、人間っていうのは不思議なもので、同じ金額でも「得をする」ことにはやる気が出ても「損をしない」ということにはモチベーションが働かないんです。

手続きしなきゃなぁ……と気が重たくなって、結局忘れてしまって期限を過ぎてしまうということも多々あり。

3.今すぐにでも関わりたくなくなる

返金保証を利用するということは、「高いお金を出して買った商品が全くの無駄に終わった」ってことですから、人によっては怒り心頭です。だって、購入するページにはそれはもう良いことばかりが書いてありますから「騙された!」と思う人がいても全く不思議ではないわけです。

かと言って、「それなら返金保証を使ってお金を返してもらおう!」とはならないんですね。ほとんどの人はそういう会社とは「もう関わりたくない」と思ってしまいます。

「騙された……」

「失敗した……」

「買うんじゃなかった……」

もう思い出す度に嫌な気持ちになってしまいますから、できるだけ遠ざけておきたい心理に駆られるわけです。

ましてや、いざ返金保証を使うとなると色々と条件やら手続きやらが面倒くさいですし、そこまでモチベーションが上がるわけでもありません。口コミでも「もう関わりたくないから返金保証は使わなかった」という人はかなり多いです。

返金保証制度を賢く利用するには

正常な判断ができなくなることを知っておく

商品を買う時は悩みが解決する未来で頭がいっぱいになります。それは当たり前のことで、セールスページというのは人間をそういうふうに誘導するように綿密に練られているんです。

言い方は悪いですが、「強烈な単語で感情を揺さぶって、ワケわかんなくさせてしまえ」ってのが優れたセールスページの力です。つまり、夢を見せて正常な判断力を奪ってしまうんですよ。

かと言って、売る側も別に嘘を書いているわけではありません。ちゃんと商品に自信があって、たくさんの人の悩みを解決したいという情熱があるからこそ、多くの人に支持されています。

ただ、私たち消費者は「セールスページを読む時は、人間は正常な判断ができなくなる」ということを頭の片隅に入れておくべきです。

目の前に商品がある時はあんなに欲しかったのに、一旦冷静になってみると「なんであんなもの欲しかったんだろう?」という経験は誰にでもあると思います。脳って意外と信用ならないんですよね……。

試してみる気持ちで購入する

それでもどうしても欲しい時は、「まずは試してみよう」という気持ちを絶対に手放さないでください。

どんなに良い口コミがたくさんあっても、どれだけブログやショップでおすすめされていても、通販の、特にサプリメントや健康食品は、長く使ってみなければ自分に合っているかどうかは分かりません。

万が一の時のために準備は怠りなきよう。保証制度の条件をしっかりと確認して、申請期限はカレンダーや手帳などにメモしておくと忘れませんよ。

それから、全額返金保証を謳っているからと言って決してその会社に損を保証してもらおうなんて思わないこと。今日の買い物の損を保証してくれるのは、私たち消費者側の心構えと用意された制度を賢く使う準備です。

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