慶事なので華やかな装いで……と思いきや、神社の参拝という厳かな場面なので派手さは御法度。

そんな場所でもおしゃれに決めたいお父さんに向けて、七五三に合ったシャツの選び方をまとめました!

結婚式やドレスコードなどのフォーマルな場面はもちろん、ビジネスシーン、カジュアルシーンにも全く無駄にならないおしゃれ知識満載でお届けします。

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キング・オブ・シャツの色「白」

白のシャツが基本だとされるのには、ちゃんと理由があるんです。

黒とのコントラストが最も美しい色であり、ネクタイとの相性を問わない使いやすさ、白本来の持つ清潔感と清廉さで、フォーマルシーンではどんな時でも白いシャツがおすすめ。

白シャツこそがシャツの王。キング・オブ・シャツの色。

カラーシャツでワンランクアップ

七五三のような少しかしこまった場面でも、カラーシャツは礼装として認められます。服装に厳しいことで有名な伊勢神宮のお墨付き。

ビビットカラーのような派手な色は避けた方が無難ですが、シャツの色なんて派手な物の方が少ないです。せいぜいハトの群れの白いヤツぐらいです。

柔らかい上品さ「サックスブルー」

カラーシャツ スーツ

©ZOZOTOWNより出典

この写真では、サックスブルーのシャツにグラデーションで青いネクタイを合わせています。

シャツとネクタイのグラデーションがネクタイの柄を引き立てています。それでいてスーツとのコントラストもしっかりとまとまっていて、引き締まった上品な印象。この合わせ方は定番ですね。

定番のサックスブルーはやっぱりおすすめです。白の清廉なイメージを残しつつ、全体の印象を上品に和らげてくれます。

合わせ方のコツのひとつとして、ネクタイも同色系のグラデーションでまとめると柔らかく落ち着いた印象に。※逆に、補色にすると色味がピリっと引き立ちます。

例えば、ネイビーのスーツとサックスブルーのシャツの青系のグラデーションに、赤系のネクタイをしてみたり。他にも色々と組み合わせを楽しめます。

チャコールグレーや黒のスーツとも相性が良く、着まわしやすいので一着持っておくと重宝するでしょう。

  • 補色とは
  • 補色の関係を表す色相環
    配色の技法には、色相環と呼ばれる円形の表が一般的に使われています。この表で、正反対の配置になっている色を“補色”と呼びます。

    補色には、それぞれを引き立て合い、より鮮やかに見せる効果があります。例えば、肉屋ではお肉の赤を鮮やかに見せるために緑の床が使われることが多いですね。

エレガントな大人の魅力「ピンクシャツ」

ピンクシャツと赤いネクタイ

©Men’s Fashionより出典

こちらはピンクと赤のグラデーションでネクタイを選んだパターン。さっきの写真もそうですが、同系の色でも明暗でコントラストを出すことで印象がぼやけません。さらに、スーツの色を補色にしてVゾーンの存在感を強調しています。

おっと、気が付きましたか?襟の形がかなりワイドですね。そう、おしゃれなシャツを選ぶなら襟の形を忘れてはいけません。襟についても後で詳しく解説するのでご安心を。

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さりげない柄もので大人のおしゃれ

七五三は飽くまで主役は子どもですので、あまり派手な柄は避けた方が無難。遠目には無地に見える程度のさりげないものを選びましょう。

ヘアライン・ストライプ、シャドーストライプ、グラフ・チェック、ピン・チェックなどの目の細かいシンプルな柄なら、神主さんにホウキでしつこく追い立てられることもないでしょう。

ヘアライン・ストライプ

ヘアラインストライプの生地
「遠目には無地なら無地と一緒じゃん?」だなんて、侮ってはなりませぬ!

シャツに入ったストライプのラインは立体感を生み、生地の柔らかさやしなやかさを演出します。生地のしなやかな抑揚は、無地の何とものっぺりとした印象を打ち消して、動きを与えてくれます。

そうすると、たとえネクタイが無地でも、立ち姿が立体的で華やかになります。

シャドーストライプ

シャドーストライプの生地
色ではなく、光沢でストライプを出したシャドーストライプは、白がおすすめ。さりげない高級感のあるよりエレガントな装いになります。フォーマルシーンにはピッタリの柄ですね。

ネクタイは紺や茶などの少し地味目の濃い色で。シンプルなネクタイがシャツとのコントラストで一つ格上の存在になります。

さりげない洒落っ気で、気合が入りすぎた感じにならないところも〇。

ピン・チェック

ピンチェックの生地
遠目には……いえ、ルーペで見ないと無地に見えるくらいの細かいチェック柄です。

光沢を優しく印象付けるため、スーツの方によくみられる柄ですが、ドレスシャツのツルっとした表面を柔らかい素材感で包み込んでくれます。

襟にこだわって細部もおしゃれに

シャツに襟の形にはいくつもの種類があります。

あまり奇抜なものは別の機会に話題にするとして、今日は七五三にならってオーソドックスで代表的なものを紹介します。

ポイントは衿羽根の大きさです。

襟羽根には、顔を小さく見せたり、身体を大きく見せたりする視覚効果があります。それだけで、印象がガラッ変わってきます。

つまるところ目の錯覚なんですが、錯覚をバカにしてはいけません。地平線に沈む月の大きさだって、目の錯覚なんですから。

絶対にミスらないレギュラー

レギュラーカラー

最もスタンダードな衿型(75〜90°程度)。襟足の高さは30〜38mm、襟先は70〜75mm。 時代や流行によって多少変化がある。

着こなしの印象が変わる!シャツ襟【22種類】(ワイシャツのえりについて) | メンズファッション研究所 より引用

シャツと言えばレギュラーカラー。絶対にミスらない万能なアイテムです。

冒険せず堅実に行きたい時はこれで。

がっちりをスマートにワイドスプレッド

ピンクシャツと赤いネクタイ

©Men’s Fashionより出典

さっきの写真の男性にもう一度登場してもらいましょう。スーツの厚みをスマートに見せ、襟の大きさでVゾーンの存在感を増すとともに、小顔効果も狙えるワイドスプレッドカラー。

がっちりした体型の人にはこれをおすすめします。襟羽根が大きければ大きいほど顔が小さく見え、スッキリした印象に。

ナローショートであなたもベッカム

襟羽根が小さいナローショートは、華奢な体を支え、しっかりした印象を与えてくれます。印象が細くなり過ぎないように、細身のスーツを着る時にもよくおすすめされます。

外国人に比べて、華奢で頭の大きい日本人が細身のスーツを着ると締まらない印象になることがありますが、安心してください。明日からあなたもベッカムです。

まとめ

めくるめくシャツの世界。いかがだったでしょうか。

「どうせ誰も見てないんだから何でも良いじゃん!」なんて言わずに、折にこうして勉強しておくと、カジュアルシーンやビジネスシーンにも十分に応用が利きます。

第一印象は見た目から!どんな場面でも、TPOは世界を救います。これで七五三は完璧ですね!