ストレスの重要な役割と上手に付き合うための2種類の方法

考えごと

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あー、おはようございます。

朝の寝ぼけた感じで書いてます。今日曜日なんですけど、次の日は月曜日じゃないですか。

仕事したくない、またストレスたまる1週間が始まるっていう人多いと思うんです。

せっかくの日曜日なんで、ストレスをばっちり解消できる1日を過ごしてもらいたい!と思うんですけど、ストレスに関して大きな誤解をしている人がどうにも多い気がします。

というわけで、今回はストレスの大事な仕事と上手な付き合い方についてです。

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ストレスの大事な仕事

“ストレス”というと、「嫌なこと」とか「しんどいこと」みたいな感じで使われることが多いと思うんですけど、正確には「何かしらの刺激に対してバランスを取ろうとする反応」のことを言います。

刺激の方をストレッサーと言います。

この定義を決めたのは「ストレス理論」で有名なハンス・セリエって人です。それが医学界で「現代人のストレスやばいですよ」みたいな話になって、一般社会に「ストレス」という言葉が飛び出してきたわけです。

一般社会では「ストレッサー」も「ストレス」もひっくるめた使い方をされています。

快ストレスと不快ストレス

で、まぁその辺はうんちくみたいなもんでこっからが重要な話なんですけど、セリエさん曰く、ストレスには「不快ストレス」と「快ストレス」の2種類があるんです。

「ストレス溜まるわぁ」みたいに、一般的に使われている“ストレス”という言葉は「不快ストレス」の方を指すことが多いですね。

「快ストレス」っていうのは、充実感とか幸福感を与えるようなストレスのことを言います。

何かしらの刺激があって、それに対して「気持ちいい!!」とか「やったろやんけ!!」とか思えるストレスのことです。

不快ストレスと快ストレスは、その人に対しての刺激がちょうど良いかどうか?で決まります。

すごい分かりやすく言うと、お風呂の温度が40度ぐらいだとちょうど良いですよね。これ「快ストレス」です。

35℃とかだと冷たすぎるし、45℃とかもう熱すぎるし、これ「不快ストレス」です。

その刺激が「快ストレス」になるかどうかは、個人差があります。

Lv1でキングスライムとか出てくると絶望しかないですが、Lv35ぐらいになると戦いがいがある敵になってくる感じです。

つまり、ストレスにはたくさんの刺激の中から強すぎるヤツを避けて自分にとってちょうど良い強さヤツを選ぶっていう重要な役割があるんですよ。

ちょうど良い強さのヤツを選び続けることができれば、人生は充実するし、その人は成長するしっていう仕組みになってるんですね。

ストレスが溜まるってどういう状態?

不快ストレスが多すぎると、だんだんと「ストレスが溜まっている」っていう状態になるんですけど、これが体にどう影響しているのかっていう話になると、結構ふんわりしている人多いと思います。

なので、まずはストレスが体に与える影響の話をば。

ストレスを受けると人間の体はコルチゾールっていうホルモンを分泌するんです。コルチゾールは交感神経ってのを刺激して、体を緊張させます。

このメカニズムには交感神経とか副交感神経とかちょっと専門的な話が色々あるんですけど、つまるところ「不快ストレス」は生き物にとって「命を狙われている状態」と判断する材料になってるんですね。

「蛇に睨まれた蛙」の状態です。

「やばいぞ逃げる準備しとけ!」っていう。

筋肉を緊張させて、いつでも逃げられる、戦える状態を維持する必要がありますよね。その為には筋肉に大量の酸素と栄養を送る必要があるので、心臓がめっちゃ頑張ります。

その状態を維持してないと死んでしまうし、飯食ったり寝たりしてる場合じゃないんで、そういう機能を一切シャットアウトしてしまいます。

で、消化不良とか睡眠障害とか筋肉に酸素を送るための動悸や息切れなんかが起こったりするわけです。

でも、常にそんな状態でいると体の方が持ちませんから、ひたすら緊張した後に体の方が強制的に電源OFFにしようとするんです。

昼間に眠くなったり、やる気がなくなったり、胃酸が急に大量に分泌されて胃が痛くなったりします。

人間の体は「うおおおお!!」っていうやる気がある状態を交感神経が担っていて、「ふわぁぁぁぁ……」っていうリラックスした状態を副交感神経が担っています。

不快ストレスを放置しておくと、寝るべき時に「うおおおお!!あいつマジでクッソ腹立つ!!」みたいな状態になったりするので、体の方が「緊急事態だ!!敵襲に備えろ!!」という警報を発令して全く眠れないという。

んで眠れないから「明日仕事なのに眠れない……ヤバイ……」とか思いだすとそれに対して体の方が「眠れないぞ!!緊急事態だ!!敵襲に備えろ!!!」って言いだして余計に眠れないとか、そういうことが起こります。

脳って意外と融通効かないんですよね……。

ストレスに関する大きな勘違い

で、「ストレスが溜まる」ってどういうことなのか?っていうと、要はちょうど良い「快ストレス」が少ない状態なんですけど

「不安」「恐怖」「怒り」「嫉妬」などの不快な感情は、「不快ストレス」を受けたぞって体に知らせるトリガーになってるんです。

だから一般的にネガティブな感情はよくないって言われてるんですね。

この辺は時間の概念も関係してきて、つまりは「快ストレス」を受けている時間が多いほど、人間は成長するし、健康で活発な人生を謳歌することができます。

そんでもって、ここんとこ多くの人が勘違いしているところなんですけど、ストレッサーそのものに「快/不快」の属性があると思ってる節があるなぁと。

ストレッサーにあるのは大きさの概念だけで、それそのものに「快/不快」っていうのはないんです。

「快/不快」を決めるのは、ストレッサーがそれを受け取る人にとってとってちょうど良いかどうか?っていうことだけです。

ストレスと上手に付き合う方法

じゃあストレスとどう付き合っていけばいいのか?っていうと方法は色々あるんですけど、僕は大きく分けて「ちょうど良いストレッサーを探す方法」と「自分の方をストレッサーに合わせていく方法」の2つがあると考えています。

ちょうど良いストレッサーを探す方法

映画を見るとか、旅行に出かけるとか、一般的に言われているストレス解消法のことです。こういう方法は特にストレッサーの方にフォーカスしています。

例えば、映画やエンターテイメント系のストレス解消法は多くの人にちょうど良い大きさの刺激がたくさん用意されています。

ゲームなんか良い例ですよね。だいたいのゲームは難易度を調整して、ストレッサーの方をちょうど「快ストレス」になるように調整していけるんです。

あるいは運動や散歩がストレス解消になるのも同じ理屈ですね。自分にとってちょうど良い強度にしておかないと、逆に体を壊してしまいます。

こういうストレスは充実感、つまり「快ストレス」になります。

温泉やアロマなどのリラックス系は、副交感神経を優位にすることで普段昂ぶりがちな交感神経に休んでもらおうっていうのが主軸ですが、結局は“自分にとってちょうどいい刺激”を受ける時間を増やすっていうのがポイント。

実は“リラクゼーション”そのものは、ストレスの解消とはあんまり関係ないです。

というより、解消っていう考え方が少しずれてるんですよね。

ストレスっていうのは、小さすぎると虚無感や張り合いのなさになり、これもまたよろしくない。人間ってのは、もとい生き物ってのは、刺激を欲しがるものなんですよ。

例えば、うつ病やなんかは、ストレスが小さすぎる方に荒れた結果です。

自分の方をストレッサーに合わせていく方法

もうひとつが、自分の考え方や価値観をストレッサーに合わせてシフトしていく方法です。

大きすぎるストレスをやりがいを感じることに変えていったり、無視したりする工夫をしていきます。

例えば、そうですねー。

すごい仏頂面のめちゃくちゃ怖い人がいたとしましょうか。嫌ですよねそんな人。

本当はすごい良い人かもしれないですけど、仏頂面ってだけですごいストレスです。もったいない。

そんな人に接する時に、「怖っ!」「睨まれた!」「近づかんとこ!」って考えるとストレスになるので、「最高の笑顔を作って、なんとかして笑顔にしてやる」とか、こういう積極的な態度はだいたい「快ストレス」になります。

あんまりピンとこないかな……。

他にはー、うーん……。

仕事なんかでデカすぎるタスクが来た時、げんなりしますよね。

デッカイヤツが相手だと大きなストレスになるんですけど、こういうのはタスクを細かく小っちゃくして、自分にとってちょうど良い大きさにしてしまいます。

70人を相手にすると無理そうだけど、1対1を70回ならやれそう、みたいな。

そうすると、ひとつひとつを処理するごとに達成感が生まれて、あとは慣性の法則みたいなのが働いて勝手に進んでいったりします。

生き物は刺激を求めますから、脳に「ちょうど良い刺激がそこにあるな」って思わせることに成功すると、いちいち奮起してやる気を起こさなくても自然と手が進んだりするんですよね。

やらなきゃいけないことたくさんあるのに、ゲームばっかしちゃうって人はこの辺の調整をしてみてください。上手くいくと勝手に手が進みます。

あとはー……

そういえば、先日書いたこの記事は自分にとって大きすぎるストレスを無視する方法です。

苦手な人、嫌いな人と上手に付き合える魔法みたいな方法を教えるよ

この方法はホントに人間関係のストレスがほとんどなくなるんで、特におすすめです。

嫌なものは見ない、考えない、接しない。こういう徹底した自己管理もストレスと上手に付き合う方法のひとつです。

他にもいろんなスキルがたくさんがあるんですけど、そういうのもいずれまた紹介できたら良いかなと思います。

こんな感じで、自分の工夫と技術で大きすぎるストレスをちょうど良い大きさにシフトしていく方法は、仕事や人間関係を充実したものにするのに一役も二役も買ってくれます。

こういうの、多分無意識で自然とやってる人が多いと思うんですけど、意識してみるとその辺に色んなスキルが転がってるのが見えると思います。

そういうのいちいち拾っていくとすごい上手にストレスと付き合えるようになるんで、ぜひとも意識的に取り組んでもらえればと。

一番重要なのは集中すること

これらの方法がなんでストレスに対して有効かっていうと、実は理屈としてはものすごいシンプルで「人間は一度に2つ以上のことを考えられない」っていう脳の性質を利用して嫌なことを考える頭に蓋をしてるんですね。

だから、何を試しても日頃の嫌なことを考えながらだと全然意味がないです。

本当にストレスの問題を解消しようと思ったら、集中すること集中するべきものを取捨選択することの2つがめちゃくちゃ重要です。

そういえば、最近は欧米の方でマインドフルネスっていう方法が流行ってるみたいです。

読んで字のごとく、今していることに100%の集中力を向けましょうっていう話です。

「昔に言われた嫌なことや、先にあるかどうかも分からない不安を、タイムスリップするみたいに何回も何回も反芻してるんじゃないよ」っていうね。

「今を生きろ!」

みたいな。

ヨガや禅の世界では何百年も前から言われていることですが、歴史があるだけあっていろんな場面でかなり有効です。

これすごい大事なことなんで、例えばONOFFのスイッチがない人はストレスを溜めやすいですよね。

これもそのうち記事にしようかなって思ってるんですけど、「終わらせること」ってめちゃくちゃ大事ですよ。

日常生活で「終わらせること」とストレスと紐づけて意識している人ってあまりいないと思うんですけど、整理整頓、掃除や片付けなどがストレス解消になる理由は「終わらせるから」です。

他のことがキッチリ終わってるんで、今していることに集中しやすいんですよ。

まとめ

こんだけだらだら書いといて、結局言ってることは「イヤなことは忘れろ」ってことなんですけど、これがなかなかできないジレンマに悩まされている人は結構多いように思います。

多くの人は“そのために必要なのは、原因を解決すること”って思いがちなんですけど、無理なことも多いですよね。

特に人間関係のストレスに関しては。人を変えようってのは絶対無理だし、余計にストレスを溜めるばっかり。

ってことで、「原因を何とかするより、付き合い方を考えましょうよ」っていうのが今回のテーマです。

付き合い方を考えるには、そいつがどういうヤツなのか?っていうことを知っとく必要があるので、今回はストレスの性格と性質についての話をしました。

この考え方を軸に色んなスキルを身に付けていけば、ストレスなど襲るるに足らず!「充実した幸せな人生」を掴むためにもすごい大事な話をしたつもりなんで、ぜひとも何度も読んで腑に落としてください。

ストレスのことをよく知って、憎きストレスを良い友人にしてしまいましょう。

朝の起きぬけにちょろっと書くだけのつもりだったのに、書いてたら熱が入っちゃって長くなってしまいました。

それではみなさん、よい週末を!

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