【アニメ映画】BLAME!/世界観がユニークすぎるSF作品のアニメ映画化!

弐瓶勉の初の長編連載漫画が原作のSFアクションです。

弐瓶勉っていう人は、なんというか……すごい変態です。何がすごいって、世界観の作り込みが。

弐瓶勉のSFにハマる人は、その世界観に絡めとられて抜け出せなくなるんですよ。

僕は「シドニアの騎士」から入ったんですけど、ユニークとか独特っていう言葉がこれほど似合う作品はありません。

おすすめポイント「BLAME!は世界観がすごい」

遥か未来、コンピューターネットワークの発達によって、人類が生きる“都市”は巨大なネットワークシステムの一部になっていました。

現代でいう「VR」での出来事を現実で起こすことも可能で、ネットにアクセスすれば誰もが自由と創造の世界を生きられる、まさに理想の世界を構築していました。

ネットと現実――というと、「攻殻機動隊」とか、もっと現代に近いところでは「ソードアートオンライン」なんかが代表的でしょうか。

それよりも遥かに発達したテクノロジーを持っていた超未来の話ですね。

ネットワーク都市では、ネットに正規アクセスできる「ネット端末遺伝子」が市民権と同義となっていました。

ところが、〈厄災〉によりネットの中枢部が機能不全に陥り、『珪素生物』という新たな生命体による感染症が蔓延したことで、人々から「ネット端末遺伝子」が失われてしまいます。

こうしてネットワーク社会は崩壊し、アクセス権のない人類はネットの防御機構である『セーフガード』(アンチウィルスソフトみたいなもの)から“不法居住者”として排除されるようになってしまいました。

「BLAME!」の舞台は、そんな繁栄と衰退の時代が遥か古代として語られるもっともっと未来です。

制御が効かなくなったシステムにより都市構造物は際限なく肥大し続け、その規模は惑星系を内部にすっぽり取り込んでしまうほど。

都市がどれぐらいの規模になっているのか、人類がどこにどれだけ生き残っているのか、もう誰にも分かりません。

原作者の弐瓶勉曰く、「『BLAME!』の物語は、その広大な階層都市で日常的に起こっている小さな事件」なんだとか。

僕は「シドニアの騎士」から入って、「BLAME!」はNetflixの映画が初めてだったんですけど、「BLAME!」よりもSFしてる作品は映画でも漫画でも見たことがないかもしれないです。

wikiを読んでるだけで1日が終わってしまう……。

何がすごいって、連載が始まったのが1995年ですよ。ケータイに液晶ディスプレイが搭載された!ってワーワー言ってた時代です。

そんな時代にこれだけの設定を練って連載していたってんですから、想像力の化身にも程があるって。

参考 wikipediaBLAME! - wikipedia

BLAME!のあらすじ

過去の「感染」よって、正常な機能を失い無秩序に、そして無限に増殖する巨大な階層都市。
都市コントロールへのアクセス権を失った人類は、防衛システム「セーフガード」に駆除・抹殺される存在へと成り下がってしまっていた。
都市の片隅でかろうじて生き延びていた「電基漁師」の村人たちも、セーフガードの脅威と慢性的な食糧不足により、絶滅寸前の危機に瀕してしまう。
少女・づるは、村を救おうと食糧を求め旅に出るが、あっという間に「監視塔」に検知され、セーフガードの一群に襲われる。
仲間を殺され、退路を断たれたその時現れたのは、“この世界を正常化する鍵”と言われている「ネット端末遺伝子」を求める探索者・霧亥(キリイ)であった。

BLAME!公式サイト

づるは、彼を村に連れ帰り、村の電気漁師たちと引き合わせます。しかし、村の人間たちは「ネット端末遺伝子」と言われても、何のことやら。

唯一、村の頭領である「おやっさん」だけが、村の下にある「禁足地・腐れ祠」でそんなような言葉を聞いたことがあるようなないような。

その話を聞いて、霧亥はおやっさんの案内で腐れ祠に向かいます。

さて果たして、ネット端末遺伝子は見つかるんでしょうか?

BLAME!の感想

僕も原作コミックは“読んでいる”と言えるほど読んでいなくて、チラッと読んで意味が分からなくて閉じちゃったんですよ。

セリフも全部日本語なんですけど、全然理解できなくて、完全に置いてけぼりを食らってしまって……。

そんな経緯から楽しめるのかどうか不安だったんですけど、杞憂でした。

絵の綺麗さやアクションからセリフ回しまで、単純なエンターテイメントとして親しみやすい方向に作ってあって、世界観を知らなくても楽しめる作品になっています。

映画では世界の成り立ちや謎にはほとんど触れられないので、気になってとりあえずwikipediaを読み漁ったんですけど、これでようやく原作を楽しめる準備が整ったのかなっていう感じ。

時間を見つけて、そのうちコミックも読んでみたいと思ってます。

今回の映画は予備知識がなくても楽しめるので、「BLAME!」の世界への入口としては完成度の高い作品なんじゃないでしょうか。

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