VODとは?動画配信サービスの基礎知識と2018年からの動向

動画配信サービスの特徴

VODとは

VODとは「Video On Demand(ビデオ・オン・デマンド)」の略で、“視聴者が観たい時に様々な映像コンテンツを視聴することができるサービス”です。「動画配信サービス」という方が一般的でしょうか。

映画、ドラマ、放送番組、オリジナル作品など、様々な動画コンテンツを、TV、PC、スマホ、タブレット、果てはゲーム機など、様々なデバイスでいつでもどこでも、自由なスタイルで楽しむことができるのが特徴です。

VODサービスの現在と未来

実は、日本では10年以上前からVODに取り組んできました。

ところが、「テレビはタダで見るもの」という消費者の心理的なハードルが足枷となり鳴かず飛ばず。

状況が変わったのは、NetflixやAmazonなどの世界最大手が日本に上陸した2015年からです。

巨大な資本力を活かしたオリジナル作品の製作や、既に放映されたテレビ番組の配信など、魅力的なコンテンツがVODに豊富に用意されることになり、いよいよ地上波vsVODの競争が激化してきました。

これを受けて、日本のTV業界も本格的に「ネットでの映像配信サービス」に参戦。ただTVで放送した番組をネット配信するだけではなく、VODをプラットフォームに据えたサービスを展開し始めています。

このような流れで、日本でも「ネットでの映像配信サービス」が本格的に市民権を得つつあるのが2018年の現状です。

最近では、テレビはタダで……という心理的なハードルもなくなりつつあり、自分が見たいものにこそ、積極的にお金を払う時代になりつつあります。

主なVOD(動画配信サービス)の一覧と特徴

ここからは、日本でシェアを持つ代表的なVODサービスを、その特徴を軽く踏まえて紹介していきますね。

U-NEXT

幅広いジャンルをカバーしたいならU-NEXT!

u-next

月額料金1,990円(税抜)
PPVあり
お試し期間31日間
画質
同時視聴数4
ダウンロード機能
豊富な作品を取りそろえた作品数勝負のVODサービスです。月額料金がそこそこ高い上に定額見放題ではないので、他に比べると少し高くついてしまいますが、話題作から少しマニアックなものまで幅広い作品を扱いながら、最新の映画やドラマがいち早く見られるのがメリット。特に映画やアニメについては「U-NEXTになければだいたいない」と思ってOKです。話題作はもちろん、少しマニアックな作品まで深く漁ったり、最新作をレンタルで借りて見るスタイルにおすすめです。

Netflix

オリジナルコンテンツが充実しているNetflix!

netflix

月額料金月額800円
月額1200円 HD
月額1800円 UHD4k
PPVなし
お試し期間1ヶ月
画質
同時視聴数5
ダウンロード機能
世界シェアNo1のVODサービスですが、日本に上陸して日が浅いのもあって日本でのシェアはそこそこ。他社に比べると、オリジナル作品への力の入れようが頭一つ抜けていて、日本向けにもハイクオリティなオリジナルコンテンツを多数配信し、徐々にシェアを伸ばしています。最近では、

VODの未来を本格的に楽しみたいのであれば、Netflixの動向からは目が離せません。

Amazon Prime Vide

コストパフォーマンス抜群!見たい作品をピンポイントで見られるPrime Video!

primevideo

月額料金325円(年間3,900円)
PPVあり
お試し期間30日間
画質HD、HDR、UHD、4K
同時視聴数3
ダウンロード機能
Amazon Primeの年会費3900円で利用できるサービスです。作品本数自体は少なめですが、映画・ドラマ・アニメのどのジャンルも話題の作品を取り揃えていて、ラインナップは他のVODに比べても遜色ありません。意外と「他にはなかったけど、PrimeVideoにだけある」という作品も。ただ、定額見放題じゃないので「見たい!」と思った作品がレンタルってことも多いです。それでも断然格安でコストパフォーマンスは抜群。最近、Huluが独占契約をしていたはずの海外ドラマメーカー・HBOのドラマが独占配信で並ぶようになりました。一体何があったのか……。

Hulu

安心の定額見放題!海外ドラマを見るならHulu一択!

Hulu

月額料金933円(税抜)
PPVなし
お試し期間2週間
画質288p、360p、480p、720p、フルHD
同時視聴数1
ダウンロード機能
追加料金を気にせずに安心して見られる定額見放題のVODです。海外ドラマに特に強く、他にはない作品が豊富に揃っています。海外ドラマは一回見始めると長いですから、定額見放題のスタイルとは相性が良いですね。海外の人気ドラマをいち早く日本で見られる「Huluプレミア」で、まだ日本で話題になる前の作品を楽しむこともできます。ドラマを中心にオリジナル作品も展開中。他のジャンルも決して弱いわけではなく、映画やアニメも十分に楽しめる内容になっています。

dTV

とにかく安く!コストを押さえたいならdTV!

dTV

月額料金500円
PPVあり
お試し期間31日間
画質SD、HD、4K
同時視聴数1
ダウンロード機能
圧倒的な安さで、圧倒的な作品数を誇るdTV。ただ、作品の中にはカラオケやアーティストのライブ動画など、「映画、ドラマ、アニメ」以外の作品も多く配信されているので、普通に映画やドラマを見ようと思うと意外と見たい作品がなかったりします。また、もともとケータイ向け動画配信サービスなのもあって、他のサービスに比べると画質で劣る感も否めず。それでも、月額500円の安さは魅力。映画やドラマを配信するdTVを中心に、31のチャンネルで番組を配信しているdTVチャンネル、アニメ専門のdアニメストアなど、視聴者の好み合わせた幅広いサービスを展開しています。

FODプレミアム

国内ドラマからバラエティまで!TVのコンテンツを好きな時に見たいならFOD!

FOD

月額料金月額888円~(プラン多数)
PPVあり
お試し期間31日間
画質HD
同時視聴数5
ダウンロード機能×
フジテレビのTV番組の「見逃し配信」がメインでしたが、Netflixやプライムビデオの日本上陸を受けてプラットフォーム化へ舵をとりました。コンテンツは国内向けのドラマやバラエティが主で、映画や海外ドラマ方面には少し弱めです。オリジナル作品も多く配信していますが、基本的には今までの日本のTVコンテンツがVODで見られるといった感じ。フジテレビ系列のドラマやバラエティ番組が好きな人にはこれから必須のサービスになるんじゃないでしょうか。

Paravi!

放送局の枠を超えた比較的新しいサービスのParavi!

Paravi

月額料金925円
PPVあり
お試し期間月末まで
画質HD UHD 4K
同時視聴数1
ダウンロード機能×
東京放送ホールディングス・日本経済新聞社・テレビ東京ホールディングス・WOWOW・電通・博報堂DYメディアパートナーズの6社出資によるプレミアム・プラットフォーム・ジャパンが運営するVODサービスです。ギリシャ語で「近い」を意味する「Para」と「Vision」を組み合わせ、TVをもっと身近に楽しんでもらいたいという思いが込められているそうです。ドラマを始めとした国内コンテンツに強く、地上波放送の未公開映像や人気アーティストのコンサートなどのオリジナルコンテンツも充実しています。FODとのシェア争いになりそうな予感。

その他のVODサービス

  • DMM.com 動画
  • TSUTAYA DISCUS
  • Rakuten TV
  • auビデオパス
  • アニメ放題
  • スポナビライブ
  • ひかりTV
  • アクトビラ
  • バンダイチャンネル
  • スカパー!オンデマンド
  • クランクイン!ビデオ
  • ビデオマーケット
  • PlayStation Video
  • Xbox Video
  • iTunes Store
  • Google Play Movie
  • DAZN
  • abemaTV

近年、VODの市場規模は右肩上がりで、各社ともにシェアを伸ばす工夫を重ねています。

それぞれに配信している動画の種類や数、料金体系などが違っていて、パッとリストにされても戸惑ってしまいますよね。

下記のページでは、それぞれのサービスを特徴ごとに分けて解説しています。

どの動画サービスを契約しようか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

VODサービスを選ぶ5つのポイント

近年のVODでは、映画、アニメ、ドラマとジャンルを問わず、話題になったメジャーな作品は、だいたいどこのVODでも配信されています。

ですので、どのVODを選んでも「見たい作品が全然ない」というようなことはほとんどありません。

では何を基準に選ぶのかというと、自分の好み。

例えば、U-NEXTでは幅広い作品をカバーしているので、今までのレンタルビデオ屋のような豊富な作品群を期待するならイチオシです。

Netflixではかなりの予算を組んでオリジナル作品を作っているので、VODの未来に期待するなら間違いなく筆頭候補でしょう。

Huluは海外ドラマにめっぽう強く、ちょっとマイナーな海外ドラマになるとHuluにしかないということが良くあります。

PrimeVideoは、これまでのAmazonPrimeのサービスにVODが追加される形になっているので、Amazonをよく利用する人なら圧倒的なコストパフォーマンスを発揮します。

国内コンテンツはFOD、Paravi!が強く、その傾向はこれからもっと強まるでしょう。

どのサービスも2週間~1ヶ月の無料期間がついているので、「とりあえず使ってみて合わなさそうなら解約」という流れが一番早いし確実です。

とは言っても、一度に全部契約するわけにもいきません。

そこで、とりあえず最初に選ぶポイントとして、下の5つを基準に選ぶと失敗しにくいでしょう。

  1. 見たい作品がどれだけあるか?
  2. 月額に見合ったサービスを受けられるか?
  3. 使いたいデバイスは対応しているか?
  4. 同時再生数はいくつまでか?
  5. オリジナルコンテンツは楽しめるか?

次の記事では、人気VODサービスの7社をピックアップして、上記5つのポイントに絞って比較しています。

きっと、自分に合った「最初に契約するべきVODサービス」が見つかるはず。

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