dpiとは?マウスの解像度やドットについて分かりやすく解説した!

マウスのスペックを眺めてると「16000dpi対応!」とかあるじゃないですか。

dpiって何ぞと。

dpiが高いとどんな良いことがあるのかと。

本当に高い方が良いのかと。

その辺の話をすごい分かりやすく画像付きで解説しています。マウス選びが上手くなること請け合い。

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dpiとは

DPIとはdots per inchの略。

ドット % インチ、つまり、マウスを1インチ(2.54cm)移動させた時に、カーソルが何ドット移動するかを表す単位です。

例えば、マウスの設定が1000dpiだとしましょう。

1インチ=2.54cmなので、マウスを2.54cm移動させたら画面上のカーソルは1000ドット移動します。

インチとかドットとか馴染みのない単位なんで余計に分かりにくいですね。

順を追って解説します。まずはドットについて。

ドット(画素)とは

1000ドットっていうのは、画像のつぶつぶ1000個分ということ。

そもそも画像というものは、ひとつひとつのつぶつぶの集まりで、このつぶのことをドット(画素)と言います。

下の画像は縦16個、横16個のドットで出来ているので、16×16の画像というように表現します。

ドットの説明

このドットがもっと増えると、滑らかで細かい表現が可能になります。

例えば128×80の画像だと、

ドットの説明2

んー……ちょっと違うか……。

リザードンのドット絵

これがだいたい100ちょいのドット絵(だと思います)。

このドットがもっともっとたくさん集まると、

湖の風景写真

こんなことになってしまうわけですね。

これが画像の綺麗さを表す「解像度」と呼ばれる数値です。

dpi=マウスの解像度

では、マウスの方に話を戻しましょうかね。

基本的に、解像度はモニターの性能に依存します。一般的なモニターの解像度は「1920×1080」。

モニターの解像度を表す画像

このドットがモニターの「解像度」を基準に語られるので、dpiは「マウスの解像度」という呼ばれ方をすることもあります。ややこしいですね。

マウスの設定が1000dpiだと、マウス1インチ(2.54cm)で1000ドット移動するので、マウスカーソルはおよそ画面の半分ぐらいを移動することになります。

マウスのdpiの解説

これが16000dpiとかになると、1インチで16000ドット移動しますよってこと。つまり、こういうことですね。

マウスのdpiの解説

dpiが高いとマウスカーソルがマッハで移動するようになります。

「じゃあそんなに高いdpiいらないじゃん」

ってことになりそうなもんですが、そういうわけでもないんですね。

マウスの移動速度は、dpiだけで決まるわけではなく「センシ」という単位が絡んできます。どっちかというとこっちの方が一般的かも。

センシとdpiの違い

「センシ」とは、センシビティの略で、マウス感度の事を指しています。

「マウスがどれぐらい動いたらカーソルがどれぐらい動くか?」という単純にマウスの感度を表す言葉で、dpiに掛け算してマウスカーソルの速さを設定しています。

16,000dpiでセンシ10だとマウスカーソルがぶっ飛んでいってしまうので、普通に使おうと思ったらセンシを下げて調整する必要があります。

「センシで速さを調整できるならやっぱりdpiいらないじゃん」

という声が聞こえてきそうですが、「センシは掛け算」というのがポイント。

dpiが「何ドット移動するか」を設定できるのに対して、センシはマウスのdpi×1、2といった具合でマウスカーソルの早さを設定しています。

ですので、例えば、センシの方で16000dpiと同じ速さに調整してしまうと、dpiの方が1.2.3.4.5.6.7.8.9.10と1ドットずつ移動するのに対して、センシは1-10って感じで2~9ドットまでをぶっ飛ばしてしまうんです。

これにより、マウスカーソルが思った以上に動きすぎたり、カクカクして動かしにくかったりといった不具合が起こります。

つまり、センシをあげればあげるほどマウスカーソルの精度が下がってしまうわけです。

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dpiが高いと何が良いのか

逆に、dpiが高いとマウスの精度が上がります。

どういうことなのかを解説していきますが、すこし話がややこしくなるので、結論だけ知りたい方はどうぞ読み飛ばしてください。

話を分かりやすくするために、1インチ/2.54cmを四捨五入して2.5㎝として計算しています。

MEMO

例えば、マウスのdpiを2500に設定したとすると、マウスを1インチ動かしたときにマウスカーソルが2500ドット動きますよね。

マウスを動かしたのが0.01mmだとすると、マウスカーソルは1ドット動くことになります。

つまり、2500dpiのマウスは、0.01mmの動きを感知することができるということ。

このマウスの感度をセンシで「180度振り向き3cm」と設定したとしましょう。

3cmはカーソルの動きに換算すると3000ドット。これを角度に換算すると180 ÷ 3000 = 0.06度。

1ドット=0.06度の精度でマウスを動かせることになります。

マウスのDPIが上がれば上がるほど、1ドットにつき動かせる角度が小さくなっていきます。

つまり、「DPIが高いほど、手元のマウスの動きを正確に画面に伝えてくれる」というわけです。

理論上は。

ぶっちゃけフィーリング

さてさて、「16000dpiの高精度!」を売りにしているマウスはたくさん出ているわけですが、“果たして16000dpiってどんなものか”と言われると、ぶっちゃけよくわかんないです。

僕が使ってるマウスは8000dpiに対応していますが、4000dpi以上は使ったことないです。

モニターの方の解像度が上がれば高dpiマウスの出番も来るのかも?4Kとか。

でも、個人的な感覚としては3000dpiもあれば十分です。16000dpiって使う日が来るんだろうかってレベル。

だって、8000dpiのセンシ1だろうが、4000dpiのセンシ2だろうが、1000dpiのセンシ4だろうが、速さは一緒だし何が違うのか全然わかんないんですもん。

マウスが0.01度の精度で動けても、自分が0.01度の精度で敵を捕らえられないですし。0.01度ってもう顕微鏡がいるレベルじゃない?

自分に合ったセンシを探して試行錯誤することもありますが、慣れもあるので、そんなに頻繁に変えるものでもないですしね。

でも、例えばある人が、「俺は1000dpiのセンシ8より、4000dpiのセンシ2の方が使いやすいね」っていうんなら、それが正しいです。

これ系の話は、ぶっちゃけ数値よりフィーリングなので。

その人が「使いやすい」って感じたらそれが全て。

一応、理論上は高dpi+低センシの方が正確に動かせるってことになってるんですけどね。

ちなみに、プロゲーマーのセンシ見てると400dpiとか800dpiとかザラです。

おまけ:プロゲーマーが400dpi~1000dpiを好んで使う理由

昔、ゲーマーを中心に絶大な人気を誇った「IE3.0」という伝説のマウスがあって、今のゲーミングマウスの形状の基礎になったとも言われています。

で、そのマウスが400dpi固定だったから、400dpiの設定が普及していると言われているんですが、さすがにいつの話やねんと。

そういう面もあるにはあるんでしょうけれども、それが全てではなさそうな感じ。

8000dpi、16000dpiのマウスが発売される中で、プロみんなが400~1000dpiを好んで使うからには何かしらの理由があるんじゃなかろうか。

と、その答えのヒントが、最近発売したゲーミングマウスの仕様に書いてありました。

これは最近SteelSeriesから発売された「完全な1:1トラッキング」を売りにしたFPS向けのマウスです。

1:1トラッキングってどういうことかというと、

最初の真のEスポーツゲーミングセンサー

TrueMove3は、業界リーダーPixArtと独占的に製作した12,000 CPI、350 IPSの光学センサーです。CPIのみに注目するのでなく、TrueMove3は真の1対1トラッキングを念頭に設計されました。マウスパッド上で一定の距離を移動すると、画面上もまったく同じ距離を移動し、レイテンシ―や介入が発生したり、ジッター低減に影響を与えたりすることはありません。
参考 RIVAL 310SteelSeries

トラッキングが超正確ってことぐらいしか分かりませんね。

それで多くのプロに愛用されて結果を出しているとかいないとか。

まぁその辺はスポンサー契約とか色々ありそうなんでスルーするとして、気になったのがこの商品の売りである1:1トラッキングが100~3500dpiまでってところです。

マウス自体は12000dpiまで設定できるらしいんですけど、3500dpiを超えると正確なトラッキングが難しくなるそうです。

なるほど。

プロゲーマーはそのことを知っていて、400dpi~1600dpiぐらいを好んで使ってるのかも知れませんね。

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